はじめに

 

腰椎椎間板ヘルニア(坐骨神経痛)

の痛みは、

3~5回の施術で大きく改善します。

 
当院では、身体全体への施術と簡単なクセ直し体操との組み合わせで、再発しにくい根本的な治癒を提供しています。効果の実感は1回目施術から現れます。
            

 
腰椎症の中でも重症度が最も高いとされる腰椎椎間板ヘルニアですが、約8割の方が時間経過の中で自然に完治されています。また、重度のヘルニア所見があっても痛みのない方もいます。
これらの事は通常医療においては「謎」としていますが、必ずしも【椎間板の変性=痛み】ではないということになります。(画像診断と痛みの有無に相関性が無いことはしばしばあります)
 
身体全体の緊張、偏在する筋硬結、関節の制限」。これらを施術で和らげ、姿勢や歩行動作における意識を微調整 することで腰椎にかかるストレスは分散,軽減されます。
当院のアプローチは例えば以下のように身体全体に及びます。
・肩に力がはいっていませんか?
・どちらかの肩甲骨や上肢に痺れや違和感はありませんか?
・いつもお腹の表面が冷たくありませんか?
・股関節を脱力できますか?
・左右の足裏の接地感はどうですか?
…等々。
腰だけでなく身体全体の違和感を一つひとつクリアにしていくことが治癒への近道になります。 
 
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアですが、画像診断や各種検査でそれぞれ鑑別・診断されていますが、混ざり合っているケースも多く当院の施術方法もほぼ同じなことから、ここでは一括りにして進めていきます。 

腰椎椎間板ヘルニアについて

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の腰の部分、腰椎と腰椎の間にある軟骨【椎間板】が突出したり破れたりすることによって、周囲の神経を圧迫し、痛みや痺れ,筋力低下などの症状を引き起こすとされている疾患です。
【椎間板】は中心の髄核とそれを囲む繊維輪で構成されており、クッションの役割を果たしています。
加齢や運動をきっかけに繊維輪に亀裂が入り、内部の髄核が飛び出し、神経にぶつかることで痛みや痺れが生じるとされています(膨隆・突出・遊離)。
痛みはズキズキよりもピリピリした感じで、若い男性(30〜50才台)に多いのが特徴です。
 
背骨は24個の椎体の連結で作られています。
各椎体の連結部分の前方を【椎間板】、後方を【椎間関節(2点)】と呼び、一つの関節面はこの3点で支えられています。
「なぜ軟骨が変性するほどのストレスが腰椎の3点のうちの一点にかかっているのでしょうか?」
本来、背骨のS字カーブは筋肉や関節の負担を軽減し、各椎体にかかるストレスを分散・吸収する役割を果たしているはずなのに…です。

腰椎椎間板ヘルニアの症状

主な症状
 

・腰の痛み
・お尻や脚に広がる痺れるような痛み(坐骨神経痛)
・足の感覚異常 や筋力低下
・重症化した場合には排尿障害 

腰椎椎間板ヘルニアの原因

主な原因
 

加齢や椎間板の変性
姿勢不良や長時間の座り仕事
重い荷物を持つ動作や不適切な運動
・精神的,肉体的ストレス
・外傷や事故
 
このような要因が重なり、背骨のS字カーブが崩れることで、結果として椎間板が突出し神経を圧迫して痛みや痺れを引き起こします。

腰椎椎間板ヘルニアの一般的な治療

一般的な治療

 
画像診断(レントゲン,CT,MRI)
安静、活動制限
薬物療法(鎮痛剤,抗炎症剤)
ブロック注射
牽引療法
リハビリテーション
(ストレッチ,筋力強化)
装具療法(コルセット)
手術療法
 
しかし、これらの治療では症状が長期化する場合があります。また、安静にしすぎることや過度の固定による不自然な動作が逆効果となることも少なくありません。
 
広義の【腰痛】は、首から腰までの背骨沿い全てを指します(後頭部の帽状腱膜から頸椎,胸椎,腰椎,仙骨骨盤部まで。太もも裏とふくらはぎまで含めることもあります)。
背中の筋肉の多くは頸から腰、骨盤部を縦断しています。
これは頸椎ヘルニアと腰椎ヘルニアがワンセットと言われていることにも表れています。
当院は、全身的なアプローチが必須と考えます。

腰椎椎間板ヘルニア(坐骨神経痛)における当院の施術

【施術内容】

 
1.背骨沿いを整えるアプローチ
 
頸から腰の背骨沿い全体の捻じれや筋硬結の偏在を解消していき、S字カーブの柔軟性を取り戻し負担を分散,軽減します。
 
2.全身を整えるアプローチ
 
背骨沿いの筋硬結が解けることで表出してくる歪みや捻れを整え、痛みや痺れを和らげていきます。
 
3.上下半身の連動性を作るアプローチ
 
骨盤部を調整し、股関節の動きを修正することで肩甲骨との運動連鎖を回復させ上下半身の連動性を取り戻します。
 
4.正しい姿勢と歩行の習得
 
腰椎症専用の体操をお伝えします。骨盤から背骨のS字カーブを回復し、姿勢を改善することで歩行動作が柔らかくなり、再発予防に繋げていきます。
 
※.東洋医学的アプローチ
 
冷えや気滞血瘀による症状の悪化等には、腹部(任脈)に温熱療法を加えます。この場合、腰部(肝・腎)、背部(膀胱経)、歪み(脾経)、ねじれ(胆経)と、適宜調整していきます。
 

             

 
「楽に良い姿勢がとれる」「足が軽い」などの副次的効果も現れますので、強く回復への道のりを実感していただけると思います。
施術は優しい手技で、 安心安全で即効性のある手法を用います。
その効果は筋肉、関節疾患にとどまらず、内科領域への効果も認められています。
 

【施術の目安】
 
・1~3回目:
痛みや痺れの大幅な軽減
 
・5〜7回目:
日常生活への復帰を目指します

腰椎症の根治へ

椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症・ぎっくり腰・慢性腰痛

腰痛の正体】

 
腰椎症は、腰へのストレスにより腰部の筋肉や靭帯が硬くなり、椎体が損なわれ発症すると考えられています。
 
骨格の中央に位置し、動作の要(かなめ)となる腰部を支えている「腰椎」は、上は胸椎、下は仙骨と関節を作っており、背骨の中では最もシンプルな関節構造になっています。要(かなめ)であるにもかかわらず、ストレスがかかりやすい構造とも言えます。
 
実際の臨床でも、【頸椎の傾き、胸椎の捻じれ(肩背部の左右差)、骨盤の歪み(股関節の制限)】、これらが腰椎の動きを硬くしていることがほとんどです。
 

【腰椎症の根治】

 
腰椎症の改善・回復には、腰椎だけでなく、次のような全身的なケアが必要になります。
1.頸・肩背・股関節へのアプローチで身体を整える
・背骨の柔軟性の回復
・肩甲骨や脚長の左右差の解消
・骨盤部の調整による股関節の制限の解除

 
2.動作の修正(腰部に硬さを作ってしまう、立位での重心位置や脱力、歩行動作)
・疼痛コントロールのための運動
・動作修正のための体操
※当院で適切な体操をお伝えします。
※歩ける状態であれば、歩行動作の修正で回復のスピードは上がります。

 
こんな症状でお悩みの方はご相談ください。
・椎間板ヘルニア(腰椎・頸椎)
・坐骨神経痛
・脊柱管狭窄症
・ぎっくり腰
・慢性的な腰痛
 
 
「小さいが気になる痛みが続く」
「酷い痛みを何とかしてほしい」
【痛み】のために我慢していることや、諦めた又は諦めようと思われていることはございませんか?
そうした方をサポートし、力になれることがあれば施術家として嬉しく思います。
当院の施術は身体の変化において、100%自然治癒力が立ち上がります。
心身の不調、どのようなことでもご相談ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。